更年期外来(その9)
ホルモンのバランスが崩れた上に、精神的なストレスが加わって自律神経が失調状態になり、血液の分布に、異常を示すのです。このように更年期障害が原因となっていることがあります。更年期、腰痛の程度が日によって異なったり、腰痛のほか肩こりや頭痛など更年期障害特有の症状を伴ったりすることがあります。
男性更年期でつらいのは、働き盛りにもかかわわらず、突然気力をなくす、イライラする、集中力が欠如するなどで「なまけている」と責められたり、会社内で孤立するといった経験をしている方が非常にたくさんいます。男性更年期は、女性の更年期とは少し症状がちがいます。まず疲れの症状が出てくるパターンが多いといわれています。
更年期障害は、閉経近くの人に起こるものと考えられがちですが20代?30代の成熟期・妊娠可能期の若い女性たちに、更年期障害によく似た症状が増えています。更年期の女性の症状に似た、若い世代のこうした状態を、「若年性更年期障害」、「プチ更年期」と呼ぶことがあります。
若年性更年期障害ともなう心身不調は、ストレスやタバコなど外部からの刺激によるホルモンのアンバランスから引き起こされる方が多いのです。通常の更年期障害であれば、卵巣自体が衰えてエストロゲンが減少するのですが、若年性更年期障害の場合、卵巣自体には何も以上がないのに、女性ホルモンの分泌が減少しているというところに大きな違いがあります。
